【奄美の星空】 長寿の星「カノープス」
天体好きにはたまらない星
【カノープス】と言う星を知ってますか?
シリウスの次に明るい1等星
南の水平線上、空の低い場所にある明るい星
今の時期は明け方前、南の空が開けた場所(BLAの部屋のテラス)で、冬の大三角やおおいぬ座のシリウスを目印(カクテルグラスが少し左に傾いているような形)にして、南の地平線のちょっと上(高度10度位)に姿を現すカノープスを探してみましょう。
雲や水蒸気などがありますが、視界が良好であれば、奄美ではもう見え始めていますよ。
これは9月11日 朝5時7分に宿の部屋から撮った写真(iPhone 12 Pro Max)
どれがどれか分かりますか?
オリオン座、冬の大三角(ペテルギウス、プロキオン、シリウス)、おおいぬ座、カノープス
こちらは9月9日 5時14分にiPhone 12 Pro Maxで撮った写真。
オリオン座、シリウス、カノープス
こんな風にテラスから見る事が出来ます。
先ずはオリオン座から・・・
カノープスは今の時期、出て来るのは朝4時40分頃ですよ~。
早起きしてみてね。
テラスから、真正面の所に出てますよ。
月日が経つと次第に右に傾いて見えるようになります。
時々、その時の写真をUPするので、私の写真で確認しながら星空を見てくださいね。
ちなみに、カノープスは中国では南の地平線すれすれに現れる奇妙な赤い星として知られていました。
見えるときもあれば見えないときもあることや、縁起の良い赤い色であることなどから、中国ではカノープスを「南極老人星」や「寿星」と呼んでいます。
南極老人とは、日本の七福神の寿老人あるいは福禄寿の元になった神様で、長寿をつかさどるとされてきました。
そのため、この星を見ることは縁起が良いとされ、とくに、一目見ると寿命がのびるという話が有名です。